Answer 風景写真家 佐藤尚の風景写真撮影トレーニング
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正解は「2. ライブビュー表示」でした。

木々に絡みつく蔦の新芽に夕陽が当たり、ホタルが林の中で光っているみたいに思えました。幻想的な景色を撮影したこのシーンでは、「露出補正」の値選択が重要なポイントでした。
今回の作品は、露出補正は「-3」を選択しましたが、背景の暗さに対して手前の明るい被写体の質感を出すにはマイナス補正することが必要です。蔦の新芽が透過する光に輝く様子が色や質感を損なわずに再現されました。

この撮影では、ミラーレスデジタルカメラの特長の一つである、ファインダーを覗きながらも、または、背面液晶画面を見ながら、露出設定がどのように作品に反映されるかをリアルタイムに画面上で確認しながら撮影できるライブビュー表示が非常に役立ちました。「-1」だとどうか、「-2」だとどうか、確認しながら露出決定できるのです。(露出とは=明るさとピントの深さ)

今回の作例のように露出補正を活用することで、マイナス側に補正すると、作品を引き締める効果が得られる場合がありますので、シーンに合わせて試してみてはいかがでしょうか。

なお、一度の撮影で露出を「適正」「オーバー(明るい)」「アンダー(暗い)」に設定で3枚撮影するXシリーズカメラにはAEブラケティング機能を搭載しているので、撮影枚数は増えてしまいますが、画面で確認しにくい場合などは、こういった補助機能も使うとよいでしょう。