Answer 風景写真家 佐藤尚の風景写真撮影トレーニング
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正解は「1. 花と花の重なり」でした。

今回の作例では、桜の花のピンク色と菜の花の黄色のコントラストで春の躍動感を表現しています。

この作品を撮影した日は雲りで、淡い桜の花の色を出しやすい天候でした。意識して空を画面に入れないようにします。白い部分を画面に入れないことで、画面が引き締まり、花にボリュームがでます。
満開の桜の花も、花と花の重なり具合によって、花のボリューム感が大幅に変わることがあります。カメラを構える位置を前後左右に動かしながら、桜の花と花が重ならずに多く見える位置でアングルを決めるようにします。

また、背景をぼかすこともできるのですが、「棚田」に菜の花が咲いている様子がわかるよう、あえて背景がはっきりと写る絞り値( F16 )で撮影しています。背景をぼかすと優しい雰囲気で風景を表現できますが、シーンによっては背景をはっきり見せて、その土地の特徴を出してみましょう。

今回は被写体の「重なり」を意識して動いてアングルを決めるようしてみましたが、どんな場面でも動いてアングルを決めるようにすると、より表現の幅が広がります。

ぜひ、今年の桜でチャレンジしてみてください。