Answer 風景写真家 佐藤尚の風景写真撮影トレーニング
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正解は、「4. シャッタースピード」でした。

渓流や滝などを撮影する際には、シャッタースピードを速くする、または遅くすることで様々な表現ができるようになります。

作例写真では、シャッタースピード6秒(*1)と、遅いシャッタースピードで撮影し、水しぶきが弾け散る勢いを幻想的に表現しています。

渓流を撮影するときに、滑らかな水の流れを表現する場合には、1/2秒より遅いシャッタースピードを利用するとよいでしょう。水の勢いや量で適切な数値は変わるので、シーンに応じて撮り比べてみるとよいでしょう。

なお、今回は低速シャッターの表現を紹介しましたが、逆にシャッタースピードを高速にして撮影すると、水の流れを止めて写すことができ、作例のようなシーンの場合であれば水滴まで写すことができます。

シャッタースピードを遅くして撮影する場合、カメラを手持ちで撮影するのは非常に難しいため、三脚などで撮影時にカメラが動かないようにしましょう。また、明るい場所だと、どうしてもシャッタースピードを遅くすることができないことがあり、今回ご紹介のいずれの作例も「NDフィルター」を使用し、減光して撮影をしています。低速シャッターでの撮影についての注意点や便利な用品など、詳しは撮影テクニック「滝や渓流の撮影にチャレンジしませんか?」 で紹介していますので、こちらも参考にしてください。

*1 シャッタースピード6秒とは、シャッターボタンを押してから、シャッターが切られるまでの時間が6秒という意味です。通常意識せずに写真を撮影するときに、シャッタースピードを自動にしている場合、0.01秒にも満たないスピードでシャッターが切られていることと比較すると非常にゆっくりとした低速シャッタースピードといえます。