Answer 風景写真家 佐藤尚の風景写真撮影トレーニング
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正解は、「1. F/2.8」でした。

絞り(F値)とは、「レンズを通りすぎる光の量を調節」するものです。下の図のようにレンズ内にある丸い穴の大きさを変化させて、調節しています。

絞りは光の量をコントロールするだけではなく、開く(数値を小さくする)と被写界深度が浅く(狭く)なり、閉じる(数値を大きくする)と被写界深度が深く(広く)なる特性があります。この特性を活かして、被写体の背景をぼかして際立たせたり、奥行きのある風景全体に手前から奥までピントを合わせたりすることができます。

ただ絞りを開いて、数値だけ調節すればいいというものではなく、レンズを通して被写体を確認し、ピントの範囲、ボケ感を確認しながら撮影するようにするとよいでしょう。当社GFX/Xシリーズカメラはシャッターボタンを半押しすることで、撮影前に背面の液晶モニターなどで確認できます。
また、絞り(F値)の数値だけでうまくボケ感のある写真が撮れるかというとそうではありません。被写体に対して、「奥行き」が必要です。被写体に対して前後の奥行きがないとボケ感のある写真にはならないため、絞りの値だけでなく、被写体と背景の距離も把握しながら撮影をしてみてください。

絞り(F値)の値の意味を正く理解すれば、写真撮影の表現の幅が広がります。
まだ試したことのない方は、ぜひチャレンジしてみてください。