Answer 風景写真家 佐藤尚の風景写真撮影トレーニング
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正解は、「1. ホワイトバランスは「晴れ」を選択」でした。

色温度とは、光の色を客観的な絶対温度(単位:K[ケルビン])で表したものです。色温度が低いほど赤みを帯び、色温度が高くなるほど青味を帯びた光色になります。

ホワイトバランス設定は、光源の違い、例えば太陽光の日中と夕方の違い、太陽と電球など、光の状態が異なっていても「白いものを白く写す」ようにすることが主な目的です。人間の目は意識しなくても調節してしまうため普段は気にしませんが、カメラで撮影すると違いがはっきりでるため必要な機能です。

通常はAUTOを選択している場合でも、作例のように、より見た目に近く、「冷たさ」を色味で表すような場合、ホワイトバランスを意識して撮影しないと、意図した色味で写りません。

作例の場合は「晴れ」を選択して、初冬のひんやりとした空気感を出すよう意図しています。太陽の昇っていない時間帯は、空の反射の影響からかを全体的に青く写ります。「晴れ」で撮影すると自然界が作り出す色調をそのまま再現できます。自然風景では「晴れ」を設定して写すことが良いでしょう。
カメラ機種によっては色温度を細かに設定できるものもあるので、時にはマニュアルで色温度を選んで、見た目と違う色で表現したり、色を強調したりすることもできます。

みなさんも好みの色が出せるまで、いろいろと試しながら、自分だけの色を見つけてみましょう。

左:ほんやりとしか見えていない暗い時間帯の風景は青くなります。
右:朝夕は全体がオレンジ色のトーンに染まります。