Answer 風景写真家 佐藤尚の風景写真撮影トレーニング
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正解は、「1. 花の密度を高め、より多くの花が咲いているように見える」です。

望遠レンズを使うと、遠くの物を大きく撮影することができますが、奥行きのある被写体の場合、あえて被写体から離れて、望遠で撮影することで、「圧縮効果」を得ることができます。

望遠で撮影すると、「遠くのものを引き寄せる」ことができ、手前側の花に対して奥側の花が引き寄せられて写るため、花の大きさの差が少なくみえます。それが「圧縮効果」です。
望遠レンズを使うと、目で見たときに感じる「遠くは小さい、近くは大きい」といった被写体までの「距離による大きさの差」をこの「圧縮効果」によって少なくすることができるようになります。
そのため、望遠で撮影することで、標準で撮影するよりも被写体間の遠近差が小さくなり、「花の密度」が濃く、たくさんの花が咲いているように写すことができます。
望遠レンズは遠くの物を大きく切り取るだけではなく、カメラから離れた者同士の遠近の距離の差を小さくすることもできるのです。

ぜひ、いろいろなシーンで望遠での撮影、標準での撮影で撮り比べをしてみましょう。
自分自身で試して、「圧縮効果」を実感してみてください。