正解は、「3. ピント位置手前に別の花びらを入れて写す」です。
前ボケは被写体の手前に意図的にものを入れるとできます。レンズのすぐ前にものがあるイメージです。撮影の際は絞り値を小さくします。作例写真の場合はピント位置手前に花びらを入れて写しています。花と花の隙間から奥をのぞき込むような感じです。ピント位置手前に写り込んだ花弁がボケてフワッとした雰囲気になっています。
マクロ(近接)撮影では、被写体に近づいて撮影するためピントの合う範囲が非常に狭くなる傾向があるため、美しいボケが生まれます。
また、マクロ撮影ではついつい被写体として「花」に注目がちですが、花を前ボケにする風景写真や、花以外のマクロ撮影写真、視点を変えた一味違う作品を作ることもできます。
ぜひ、いろいろチャレンジして自分だけの作品作りを楽しんでみてください。
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