Answer 知ってトクするQ&A
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正解は、「3. 事前確認して許諾を得れば公開してもよい」です。 自分以外の人の写真を撮るときには、そもそものマナーとして、写真を撮ってよいかの許可と、それを何らかの形で利用するのであれば、使用についての許可を得ておく必要があります。

「肖像権」は2016年現在においては著作権法やその他の法律により明確に定められたものではなく、判例によって認められてきた権利で、その権利のおよぶ範囲などは必ずしも明確であるとは言えません。 肖像権には「人格権に基づいた肖像権」と、「財産権に基づいた肖像権」の2つの考え方があります。

すべての場合において適用されるものではないですし、これがすべてではないので注意が必要ですが、一般的なマナー・ルールとして、以下をご紹介します。 「人格権に基づいた肖像権」の考え方の一例としては、一般人・著名人に限らず、自分以外の人が写っている写真の利用があげられます。 自分以外の人が、その「すがた・かたち」で個人を特定できる形で写っている写真を、許諾を得ることなくSNSやブログなどにそのまま掲載するのは問題があるといえます。写真を撮るときに、意図しない人物が背景に写りこんでしまうことはよくあります。そのたびに「写真に写ってしまったのですが大丈夫ですか?」と聞いて回ることは現実的ではありませんが、何らかの形で「利用」する写真を撮るならば、そもそも人物が写りこまないように構図やタイミングを考えるか、写るにしても個人が特定できないように工夫・加工をするべきです。

「財産権に基づいた肖像権」は、著名人(芸能人やスポーツ選手など)の撮影や利用について適用される考え方です。著名人(芸能人やスポーツ選手など)の場合、プライベートな場であってもその「肖像」が経済的価値を持ちます。また、当然プライバシーの保護(人格権)の点でも、許諾のない撮影・利用は行うべきではありません。イベントや撮影会など、「撮影」を認められた場であっても、大体の場合において注意事項があり、たとえばその中に転載の禁止等の事項がある場合、利用の仕方によっては契約違反となる場合もあります。

カメラに限らず、スマートフォンなど、撮影機器は便利に発展してきましたが、使う人のマナーと気配りが重要です。
「自分だったらこれくらい大丈夫」と考えても、他の人にとってはイヤだと思うこともたくさんあります。
写真を撮る前に一言、「撮っていい?」「さっきの写真、SNSにアップしていい?」と声をかけてみてください。
また、撮った写真を後日プリントして「写プライズ」するのもおススメです。

>> 著作権研究「肖像権・撮る側の問題点」(日本写真家協会/PDF)

>> 著名人・キャラクターの撮影マナー

>> 写プライズしよう!